ノー・プロブレム!と洒落込みたいが…


引用元のツイートが返信しているツイートの内容(ちとややこしいね)は、大学の正課教育としてライティング指導をやっていないとついつい言ってしまいますね。引用元ツイート主の @yearman 先生が仰るように大学の規模や入試偏差値とはあまり関係なく見られる現象だと思います。

一方でほぼ全てと言ってよいぐらい大学の初年次教育ではライティング指導を組み込んでおり、担当者は四苦八苦しながらできる限り学生の文章力を向上させようとがんばっておるわけです。

じゃあなぜ3年次、4年次に上がった際に、大学教師は彼・彼女たちの文章力が低いままなのか。これも引用元ツイートにあるように初年次教育を終えた1年次後半ないし2年次以降、授業を含めて正課教育活動において文章(レポートや論文)を書くことが少なく、下手をすれば初年次教育の科目を履修した後に書く文章が卒業論文やゼミ論文だということも十分にあり得るからです。

@yearman 先生が仰るところの「2年次プロブレム」を解決するためには初年次教育科目を履修した以降も機会を儲けて文章を書かせるほかありません。これは文章力というスキルの向上とセットでもあるので、どの学年でも履修可能なライティング科目を設置し、できれば必修とする一方で他の講義科目や演習・実習科目においてもレポートやミニ論文の執筆を成績評価に取り込む必要があります。

こういった考えを大学教育のカリキュラムの中に位置づけ、効果的に運用するためにはライティング指導のできるTAや教員が必要となりますし、ライティング・センターのような部署・場所も必要となります。つまり「2年次プロブレム」はポストとカネの問題でもありますが、このあたりの話はまた別記事にて。