コンピュータ実践「文書作成」2015年度秋学期


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授業に関する情報はこのページに掲載します.

第1回(9月22日)オリエンテーション

0. この授業について

授業の概要についてはシラバスをよく読んでください.この授業の目標はWordなどの文書作成用ソフトの利用法について習熟・上達することではありません(もちろんこういったソフトを使える最低限のスキルは必要ですが).

この授業の最終的な目標は(学術的(アカデミック)な)レポートを書くために最も必要とされる「論理的に考え,主張する技術(スキル)」を学ぶことにあります.実はこの技術は大学における学修生活だけでなく社会生活全般にも役立つ「ジェネリック・スキル」と言えるのです.このジェネリック・スキルを少し詳しく説明すると,以下のリストのようになります.

  1. 問い(仮説)を立てて,解決(検証・論証)する「問題解決思考」
  2. これまでの議論や先行研究を批判的に検討する「批判的思考」
  3. 考えたことを整理し,筋道を立てて述べる「論理的思考」
  4. 的確で説得力のある表現を選び抜く「概念的思考」
  5. 書き出した文章を点検(モニタリング)し,調整(コントロール)する「メタ認知」

出典:井下(2013)「思考を鍛えるレポート・論文作成方法」p.27

1. 授業スケジュール

現時点で学期開始前であり,まだ履修者が確定しておりません.したがった下記のスケジュールも変更される可能性があります.2015/09/29 一部のスケジュールを変更しました

  1. 9月22日:オリエンテーション
  2. 9月29日:【1回目】テーマ設定と思考の整理(1)
  3. 10月6日:テーマ設定と思考の整理(2)
  4. 10月13日:アウトラインの作成とピア・レビュー(1)
  5. 10月20日:アウトラインの作成とピア・レビュー(2)
  6. 10月27日:レポート本文の作成(1)レポート本文の作成(提出〆切は11月8日
  7. 11月10日:レポート本文の作成(2)レポートのピア・レビューと修正
  8. 11月17日:レポートのピア・レビューと修正【2回目】テーマ設定と思考の整理(1)
  9. 11月24日:テーマ設定と思考の整理(2)
  10. 12月1日:アウトラインの作成とピア・レビュー(1)
  11. 12月8日:アウトラインの作成とピア・レビュー(2)
  12. 12月15日:レポート本文の作成
  13. 12月22日:レポートのピア・レビューと修正
  14. 2016年1月12日:まとめ

今学期の授業は14回となります.補講を実施するかどうかは授業の進捗状況(受講者の作業の進捗状況)を考慮して決定します.

2. 授業の進め方

2-1. 「論文」と「レポート」の異なるところ

  1. テーマを自分で探すのが「論文」,あらかじめテーマが与えられるのが「レポート」
    • 「論文」は先行研究の批判的検討から「仮説」を生み出す
    • 仮説を論証する(=文献研究)あるいは検証する(=実証研究)
    • 実証研究の2タイプ:質的調査(分析)と量的調査(分析)
  2. 論証型レポートを書こう
  3. レポート作成のプロセス(完成までの流れ)

2-2. 学期中の作業目標

  • 学期中に作成するレポートは2本+αその他
  • 2本は作成,提出しないと評価の対象としない
  • αのぶんは加点対象とする(義務ではない)

2-3. グループワークとピア・レビュー

この授業ではレポート作成に必要な10のステップをいくつかまとめて作業を行います.それらのステップの都度,成果(途中経過)をよりよいものにするため,ピア(ペア)を組んでのレビュー(評価)を実施します.また適宜,ピア・レビューの代わりに3名以上のグループを組んでのレビューとしてグループワークを実施する予定です.

レビューにあたってはなんらかの指標が必要です.この授業では「ルーブリック」と呼ばれる指標にもとづいてレビューを行います.

2-4. ブログ

この授業では,担当者からの情報提供や,履修者間での情報共有の手段(場所)としてブログを利用します(今,あなたがこの記事を読んでいるのがそのブログです).ブログのURLは http://u-labo.org/wp/archives/1292 です.ブックマーク(お気に入り)に追加しておいてください.

2-5. 使う道具

授業用ブログ以外には,教室(第1PC教室)に備え付けられているノートPC(30台)や壁掛けのホワイトボード,机上で使えるホワイトボードなどがあります.履修者自身のモバイル機器(スマートフォンやタブレット),ノートPCを持参されても構いません(むしろ大歓迎です).

ただし授業中にモバイル機器やノートPCを利用する場合,あらかじめ学内の無線LANに接続できるように準備しておいてください.

2-6. 参考文献

  • 井下千以子(2013)『思考を鍛える レポート・論文作成法』慶應義塾出版会 Amazon
  • 戸田山和久(2002)『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』NHKブックス Amazon電子版もあります)
  • (その他にも適宜追加します)

3. 担当者および履修者間の連絡方法

担当者(内田)への質問や,担当者からの連絡事項はメールで伝えます.担当者のメールアドレスは keitaro@u-labo.org です.必ず件名を入力して送信すること.

4. その他

半年間,がんばっていきましょう!

5. きょうやること

第2回(9月29日)【1回目レポート】テーマ設定と思考の整理(1)

1.きょうやること

  • レポートのテーマを確認する
  • レポートを提出するための必須要件(期限,書式,分量など)を確認する
  • テーマに関連してレポートでの主張を考える
    • マインドマップの作成
    • 三角ロジックの復習
  • きょうのふりかえりと次回予告

2.レポートのテーマと提出に必須な要件

2-1.テーマ

「理想の大学生活」についてあなたの考え(主張)を述べなさい.

「大学生活」に関連するテーマならば大学の授業(正課活動)に加えて課外活動も含め考えて構わないが,授業で実施するグループワークや個人ワークを通じて自分で書ける,つまり「ひとりで議論をきちんと展開できる」テーマを設定すること.

2-2.分量

1,600字以上から最大2,000字程度(原稿用紙で4〜5枚) < — 分量に「注」「文献リスト」含まれません.

2-3.必須要件

  1. 作成するレポートは全5章で構成する.—> ブログ記事「論証型レポートの構成要素」参照
    • はじめに(序論)
    • 本論(3つの章で構成)
    • おわりに(結論)
  2. レポート本文で引用する箇所は明確にする. —> 明確でない引用は「剽窃」「盗用」とみなされます(つまり「パクリ」レポートとして評価」)
  3. レポートの本文ではパラグラフ(「段落」とは異なる)を意識して書くこと.—> ブログ記事「パラグラフ・ライティングの効果」参照
  4. レポートの中で文献資料を3点以上引用する
    • レポートの最後に引用文献の一覧を明記する.
    • 少なくとも1点以上は書籍(単行本・雑誌など)・論文から引用すること.印刷・出版されている文献ならば,ネット上に同じものが存在してもOK
    • インターネット上の資料の場合はURL閲覧日を忘れずに明記する.
    • 引用文献の具体的な書き方はコチラから読めます.

2-4.締め切りおよび提出方法

締め切りは11月8日いっぱいです.提出場所は授業用ブログの掲示板です.

3.レポートにおいて展開したい主張を考える

3-1.情報検索のやり方

まずは必要な情報を収集するところから始めましょう.詳しくはブログ記事「情報検索のやり方(リンク集)」を読みましょう.

3-2.三角ロジック

三角ロジックの作り方(考え方)について,もう一度資料(ブログ記事「三角ロジックの説明」)をよく読もう.

三角ロジックの作成例はこちらのブログ記事「【三角ロジック】作成例」を参照してください.

3-3.マインドマップ

情報検索と並行してマインドマップを作りましょう(作り方はブログ記事「マインドマップをつくろう(2015年5月版)」を参照).授業ではPCを使って作業します.ちなみに大学のPC教室で利用できるマインドマップ・ツールとして「XMind」があります.

4.まとめと次回予告

次回の授業(10月6日)では各自が作成した三角ロジックのピア・レビューを実施します.次回の授業までに「ひとまず」三角ロジックを完成させましょう.作成したマインドマップ(XMindのファイル)および考えた三角ロジック(暫定的なものでOK)は掲示板(こちらのトピック「第2回:マインドマップをつくろう」です)へ添付,書き込んでください.

また次回の授業では完成させた三角ロジックを必要に応じて修正しつつ,反対と再反対をそこへ盛り込みます.そうしてより説得力のある三角ロジックに仕上げ,そこから「主題文」を作ります.主題文についてはこちらのブログ記事「主題文を作ろう」に詳しく説明してありますので予習がてら読んでください.

第3回(10月6日)テーマ設定と思考の整理(2)

0.きょうやること

  • 前回のふりかえり&掲示板の確認(宿題出せた?)
  • 三角ロジックの「基本形」から「主題文」を作る
  • 主題文をピア・レビューしよう&追加修正しよう
  • 三角ロジックを強化する
  • 「決定版の主題文」を作る

1.三角ロジック「基本形」のおさらい

1-1.最初の主題文を作ろう

前回の授業で学んだ三角ロジックはレポートで主張したい事柄をわかりやすく(見やすく)図の形で「見える化」したものです.これをレポートという文章(テキスト)の形式に変換してやらなくてはなりません.その最初のプロセスが「主題文」の作成です.

三角ロジックがきちんと作られていれば主題文を作るのは難しくありません.詳しくはブログ記事「主題文を作ろう」をよく読みます.読みましたか?では実際に主題文を作りましょう.今回は掲示板に書き込みます.

1-2.主題文のピア・レビューをやろう

ここで自分が作った主題文のピア・レビューをやります.さきほど述べた通り主題文=三角ロジックですから主題文をピア・レビューを通じてブラッシュアップすることは三角ロジックそのものの強化につながります(ロジックの説得力を高めることになります).

二人ないし三人で組んでレビューしますが,参考となる基準(ルーブリックといいます)についてはブログ記事「論証型レポートのルーブリック」をよく読みましょう.

ピア・レビューのやり方
  1. ブラウザで掲示板にあるトピック「第3回:主題文を作ろう」を開く
  2. ピア・レビューの相手へ,自分が作った主題文を(なるべく詳しく)説明する
  3. 説明を受けた方は,理解できたかどうかを相手に伝える.とくにルーブリックの「本論(三角ロジック)」の3項目をふまえて評価する
    •  その根拠は主張に対して客観的な裏付けになりそうか?
    • その論拠は裏付けの理由として納得できるか
    • 相手に口頭で伝えると同時に記録として掲示板へ書き込もう(返信して書き込みます)
  4. そのうえで三角ロジックの根拠または論拠へツッコミが入れられるかどうか考える
    • ヒント:ナゼ?チガウ?
    • ナゼ?またはチガウ?も掲示板に書き込んでおこう
  5. ツッコミを入れられた方は,それを打ち返すにはどうすればよいか考える
    • 根拠や論拠に足りないもの/余分なものは何だろう?
  6. 役割を交代して1.へ戻る

2.三角ロジックを強化する

(掲示板に書き込まれた)ピア・レビューの成果をふまえ,三角ロジック「基本形」をさらに強化します(説得力を高めます).その方法として三角ロジックに対して「反対」と「再反対」します.具体的なやり方はブログ記事「三角ロジックの説明」をよく読みます.

最後に強化した三角ロジックから「決定版の主題文」を作ります.これは「最初の主題文」から少しバージョンアップしたものだと考えてください.詳しくはブログ記事「主題文を作ろう」をよく読みます.決定版の主題文も掲示板に書き込みます.

3.まとめ

きょうの目標は三角ロジックの基本形を確定させ,さらに強化する(説得力を高める)ことです.

第4回(10月13日)アウトラインの作成とピア・レビュー(1)

0.きょうやること

  1. きょうの授業の流れを説明
    • きょうの目的は「決定版の主題文にもとづいてアウトラインを作成する」です.
  2. これまでにやったことをふりかえる
    1. アウトラインって何だろう? —> 詳しい情報はブログ記事「アウトラインを作ろう」をよく読もう!
    2. 主題文の各要素(主題根拠主張論拠)をふまえ,パラグラフを組み合わせながら具体的に展開しよう.
    3. 自分が示した根拠 or 論拠に対して反対(反駁 or 質疑)しよう,反対には再反対しよう.
  3. アウトラインを書こう
    1. 前回(第3回)に作成した決定版の主題文をふりかえる(軽く確認する程度でOK).
    2. 主題文にある三角ロジックの根拠や論拠は,具体的な調査結果や先行研究の成果を引用することで示すのが基本です.
    3. 三角ロジックの根拠または論拠に対して反対を考える —> 反駁(チガウ!)するか/質疑(ナゼ?)を出すか,考えよう.
    4. 反対には必ず再反対する(反駁には具体的な説明を,質疑には明確な回答をそれぞれ示す) —> 三角ロジックの強化につながる
  4. ピア・レビューをやろう
    • 作成したアウトラインは次回(第5回)の授業でレビューして,必要な箇所を修正します.詳しくは授業中に口頭で,もしくは授業終了後にLUNAからお知らせします.

1.三角ロジックを強化する(再確認)

三角ロジックに対して反対と再反対を組み込むやり方はブログ記事「三角ロジックの説明」や「三角ロジックの作成例」をよく読みます.

2.アウトラインを作る

まずはアウトラインについてのブログ記事「アウトラインを作ろう」をよく読む.この記事は作成例かつテンプレートとして利用できます.

3.まとめ

第5回(10月20日)アウトラインの作成とピア・レビュー(2)

0.きょうやること

  1. きょうの授業の流れを説明
    • きょうの目的は「三角ロジックへの反対&再反対を組み込んでアウトラインを完成させる」です.
  2. アウトラインの完成
    1. 自分が考えた三角ロジックへの反対再反対を振り返る
      • 反対とは反駁 チガウ!質疑 ナゼ? のこと
      • 再反対は再反駁(詳しい説明)回答のこと
    2. きょうまでに作成したアウトラインへ反対&再反対を組み込む
  3. アウトラインのピア・レビュー
    • 複数名でレビューの相手を組む
    • ルーブリック(詳しくは「論証型レポートのルーブリック」を参照)をふまえ,相手のアウトラインにコメントする
    • レビューのやりとりの結果は授業用ブログの掲示板へ書き込む
  4. 残りの授業時間を使ってアウトラインを修正する

1.アウトラインを完成させる

これまでの授業で参照した三角ロジックの作り方(ブログ記事「三角ロジックの説明」や「【三角ロジック】作成例」を参照のこと)をもとに,アウトラインにおける「根拠」の章や「論拠」の章へ反対と再反対を組む込みます.つまり前回の授業で作成したアウトラインの「反対&再反対アリ版」を作るわけです.

ここで作業にとりかかる前に,もう一度アウトラインの作り方(ブログ記事「アウトラインを作ろう」)を参照します.

2.完成させたアウトラインをピア・レビューする

完成させたアウトラインをピア・レビューする際に以下の点に注意しましょう.

  • パラグラフを組み合わせ,どのように章立てしていこうとするのか想像できるか
  • そもそも根拠や論拠をきちんと示せているか
    • 根拠を示すために具体的な数値や出来事を適切な資料から引用しているか
    • 論拠を示すために先行する(すでに評価を得ている)研究成果から概念や仮説,学説を引用しているか

ピア・レビューでは一方的にコメントを述べるだけでなく,積極的に質問してみましょう.また質問を受けた側も出来る限り丁寧に回答しましょう.ここでのやりとりがアウトラインを修正するときに生かされてきます.

3.まとめ

ピア・レビューが終わった方から,その成果をふまえアウトラインを修正します.修正内容によってはさらに情報収集が必要となる場合もあります.情報収集のやり方はブログ記事「情報検索のやり方(リンク集)」を参照してください.

遅くとも10月22日(木)いっぱいをめどにアウトライン「反対&再反対アリ版」を完成させます.授業用ブログの掲示板に書き込まれたアウトラインに対してSA氏からコメントが付けられます.お楽しみに!

第6回(10月27日)レポート本文の作成

※ レポート提出の〆切は11月8日です.※

レポート本文の提出場所はコチラ(【第6回】レポート本文の作成

0.きょうやること

  • レポートで展開するロジックの再確認
  • 本文作成に必要なライティング技法を知っておく
    1. パラグラフ・ライティング
    2. 引用のやり方
    3. 注の付け方
  • まとめ&振り返り

1.三角ロジックとアウトラインの再確認

これまでの授業ではレポートで展開したい三角ロジック(主張+根拠+論拠)を考え,この三角ロジックをふまえてアウトラインを作成しました.いま手元にあるアウトラインは,三角ロジックの根拠ないし論拠(あるいは根拠と論拠の両方)に対して反対(反駁または質疑)および再反対を組み込んだものです.

レポートの本文を書き始めるまえに,アウトラインに不足はないか再確認しましょう.特に根拠となる出来事や数値をどういった社会調査の結果から引用するのか.また論拠となる概念や学説,理論をどういった先行研究から引用するのか.時間が許す限り情報検索をしていきましょう.

2.レポートの本文を書き始めるまえに知っておくべきこと

三角ロジックやアウトラインをしっかり作ったとしても,それを具体的な文章の形へと整えていくため,いくつか押さえておくべき技法(ワザ)があります.ここでは「パラグラフ・ライティング」「引用のやり方」「注の付け方」について学びます.

それぞれの技法について詳しい情報はブログ記事を参照してください.

3.まとめ&次回予告

次回(11月10日)の授業ではひとまず完成させたレポート本文のピア・レビューをじっくりとやります.

第7回(11月10日)レポートのピア・レビューと修正

0.きょうやること

  • 作成したレポートのピア・レビューを実施
    • ピア相手のレポートを読む
    • 評価の基準としてルーブリックを使う
    • ルーブリックに記載されている全ての項目について,該当する項目に○(マル)を付ける
    • 自分のピア相手に記入済みルーブリックを返却する
    • お互いの手元にある記入済みルーブリックをふまえて意見交換する
    • 特にレポートの修正ポイントをまとめて,授業用ブログの掲示板に書き込む
  • ピア・レビューの成果をふまえてレポートを修正
※ レポート修正の〆切は11月15日(日曜)いっぱいです.※

1.ピア・レビューに使うルーブリック(評価基準)

ピア・レビューでは評価の基準として「ルーブリック」を使います.詳しくはブログ記事「論証型レポートのルーブリック」を参照します.

第8回(11月17日)2回目のレポート:テーマ設定と思考の整理(1)

0.今後のスケジュール

  • 11月17日:【2回目レポート】テーマ設定と思考の整理(1)
  • 11月24日:テーマ設定と思考の整理(2)
  • 12月1日:アウトラインの作成とピア・レビュー(1)
  • 12月8日:アウトラインの作成とピア・レビュー(2)
  • 12月15日:レポート本文の作成
  • 12月22日:レポートのピア・レビューと修正

1.きょうやること

  • 1回目レポートの講評
  • 2回目レポートについて説明
  • テーマの設定および思考の整理(マインドマップ作成)

2.2回目のレポート作成について

2-1.レポートのテーマ

下記に挙げているものから,ひとつ選択します.

  1. 日本社会とグローバリゼーション
  2. 地域社会の活性化
  3. 日本国憲法
  4. 日本の選挙制度
  5. ワーク・ライフ・バランス

2-2.レポート作成上の注意事項

2-2-1.分量

1,600字以上から最大2,000字程度(原稿用紙で4〜5枚) < — 分量に「注」「文献リスト」含まれません.

2-2-2.書式における守るべき要件

  1. 作成するレポートは全5章で構成する.—> ブログ記事「論証型レポートの構成要素」参照
    • はじめに(序論)
    • 本論(3つの章で構成)
    • おわりに(結論)
  2. レポート本文で引用する箇所は明確にする. —> 明確でない引用は「剽窃」「盗用」とみなされます(つまり「パクリ」レポートとして評価」)
  3. レポートの本文ではパラグラフ(「段落」とは異なる)を意識して書くこと.—> ブログ記事「パラグラフ・ライティングの効果」参照
  4. レポートの中で文献資料を3点以上引用する
    • レポートの最後に引用文献の一覧を明記する.
    • 少なくとも1点以上は書籍(単行本・雑誌など)・論文から引用すること.印刷・出版されている文献ならば,ネット上に同じものが存在してもOK
    • インターネット上の資料の場合はURL閲覧日を忘れずに明記する.
    • 引用文献の具体的な書き方はコチラから読めます.

2-2-3.締め切りおよび提出方法

締め切りは12月20日(日曜)いっぱいです.提出場所は授業用ブログの掲示板です.

第9回(11月24日)2回目のレポート:テーマ設定と思考の整理(2)

前回の作業である程度固まってきたアイデアをさらに整理整頓すべく,情報検索について複数の角度から実習形式でやってみます.詳しい資料はブログ記事「情報検索のやり方(リンク集)」を参照してください.

今回のレポートでは条件として「文献を3件以上引用すること.そのうち1件以上は図書か論文(紙媒体で入手できるもの)にすること」とあります.そこで自分が選んだテーマに関係した文献を検索することが今日の作業です.それぞれのカテゴリにわけて検索しましょう.

  • 図書(単行本や新書本)を5冊探す
  • 論文を5本探す
  • ネット上の資料を探す(自分が必要だと考える件数でOK,雑誌記事もこのカテゴリに入れてます)

検索して探し出した図書,論文,資料は何のために使いたいか,つまりレポートのどこで(根拠 data の章か,論拠 warrant の章か,その他の章(はじめに or おわりに)か)引用したいかを明示しておく.

なお,最終的に(レポートを完成させたときに)ここでリストアップした文献を使わなくてもOKです.→「数撃ちゃ当たる!

探し出した文献たちは,レポートにおける文献リストの形式にそってリストアップし,それを掲示板へ書き込みます.

締切は11月30日(月曜)いっぱい,です.


来週(12月1日)までに最低でも三角ロジックを完成させておきます.理想は三角ロジックへの「反対」「再反対」を盛り込むこと,です.


2回目のレポートにかかわるアウトプット(作成したものたち)はこのブログの掲示板に書き込みます(ファイルならば添付して提出します).掲示板のフォーラム「【KG】コンピュータ実践「文書作成」」に個人名でトピックを新規作成しました.

第10回(12月1日)2回目のレポート:アウトラインの作成とピア・レビュー(1)

今回と次回の授業では2回目のレポートのアウトラインを作成します.また作成したアウトラインに対するピア・レビューを実施,その結果をフィードバックして修正もやります.

作業に必要な情報やアレコレはこのブログに全て掲載しておりますので,過去記事を遡って参照ください.

作成したアウトラインは授業用ブログの掲示板へ書き込んでください.すでに個人名でトピックを作ってありますので,そちらに書き込みます(前回(11月24日)のときの同じやり方です).きょうの授業中に完成しない場合は,12月6日(日)までに書き込みます

第11回(12月8日)2回目のレポート:アウトラインの作成とピア・レビュー(2)

今回の授業では2回目のレポートのために作成したアウトラインをより良いものにするため,ピア・レビューと修正作業を行います.授業中に実施する作業内容は,1回目レポートのときの作業と同じです.その時に作業内容についてはブログ記事「第5回(10月20日)アウトラインの作成とピア・レビュー(2)」を参照ください.また,修正版アウトラインの提出締め切りなど,細かい指示を授業中に説明します.

アウトラインの修正を終えた方から,SA氏よりコメントが付けられます.ピア相手のコメントと合わせて修正作業の参考にします.修正したアウトラインは授業用ブログの掲示板に書き込みますが,新しく「返信」して書き込みます.その際に「アウトライン完成版」と冒頭に記載しておいてください.

締め切りは2015年12月13日(日)いっぱいです.

第12回(12月15日)2回目のレポート本文の作成

きょうの授業からレポート本文の作成に入ります.これまでに作成・修正してきたアウトラインを「設計図」として常に確認しながら作業を進めましょう.

レポート本文の作成に必要な知識やスキル(パラグラフ,引用,注などの書き方・付け方)についてはこのブログの記事として掲載しておりますので適宜必要に応じて参照してください.

本文作成の締め切りは2015年12月20日(日)いっぱいです.守るべき書式や条件についてはブログ記事「第8回(11月17日)2回目のレポート:テーマ設定と思考の整理(1)」を参照すること.

第13回(12月22日)2回目のレポート本文の作成

きょうの授業では作成した2回目レポートを,ピア・レビューを通じてより「わかりやすい・説得力のある」ものへと修正していきます.

レポート本文へのピア・レビューおよび修正作業については1回目レポートのときと同じやり方です.詳しくはブログ記事「第7回(11月10日)レポートのピア・レビューと修正」を参照してください.

修正版レポートの提出締め切りは2015年12月31日いっぱいです.授業用ブログの掲示板に書き込みます.書き込みときには,レポートのタイトルの前に【修正版】とひとこと入れておくこと.

レポートの作成に必要な知識やスキル(例:三角ロジック,パラグラフ・ライティング,引用の方法,etc.)は授業用ブログのトップページにまとめてリンクを貼ってあります.

12月22日のホワイトボード板書メモ

ピア相手の本文チェックのとき....以下の項目を確認しよう!

  • —> 三角ロジックの根拠または論拠への反対・再反対がなされているか?(優先度は高い)
  • —> ひとつひとつのパラグラフにおいて,ひとつのトピックセンテンス,複数の支持文(サポートセンテンス),ひとつの結びの文,にわけて書かれているか?(優先度は中程度)
  • —> パラグラフ同士をつなぐ「接続表現」(接続詞)を適切に使えているか?(優先度は他のものより低い)

第14回(1月12日)授業のふりかえりワークショップ

きょうやること

  1. きょうの授業の流れを説明:きょうの目的 —> グループワークを通じて今学期のふりかえりを行う
  2. きょうやるグループワーク:テーマ —> この授業をどう改善すれば,より効果的に学べるだろうか?
    • サブ・テーマ(1)自分が授業で獲得できた知識とスキルは何だろうか?ふりかえって考える
      • 三角ロジック
      • マインドマップ
      • パラグラフ・ライティング etc….
    • サブ・テーマ(2)協同作業はレポート作成に役だったか?
      • 教室でのピア・レビュー
      • ルーブリック(評価基準)の利用
    • サブ・テーマ(3)授業用ブログの掲示板は役だったか?
      • アウトプット(主題文/アウトライン/本文)の提出場所 —> 誰でも閲覧可能(見える化)
      • 掲示板での教員・SAとのやりとり/学生同士のやりとり(コメント付け コメント返し)
      • 仲間意識は生まれたか?
    • きょうのグループワークは「ワールド・カフェ」っぽくやってみます
  3. アンケートに回答しよう —> こちらのウェブサイトにあります
    • 授業用ブログの利用に関するアンケート
    • 授業の進め方に関するアンケート

授業での時間配分

  1. グループワークに必要な,内田からの解説は最大15分程度で終わらせます —> 出来る限り手短に終わらせます
  2. グループワークに60分程度を割り当てる
  3. グループワーク終了後にアンケートに回答します(15分程度)

以下の2つのアンケートは授業中に実施するグループワークが終了するまで回答しないこと.もしアンケートがこのページ(画面)上に読み込まれない場合,以下のリンクから回答してください.


A.授業の進め方に関するアンケート


B.授業用ブログの利用に関するアンケート


 

半年間,本当におつかれさまでした.この授業で得た知識とスキル,そして経験が他の授業や課外活動において少しでも役立つことがあれば,担当教師としてうれしく思います.


プラスαレポート

※ 単位の取得にあたってこのレポートの提出は必須(義務)ではありません.

※ ただし,このレポートを提出した場合は成績評価に加点します.

以下のテーマをふまえてあなたの主張を論じなさい.

「2回目レポート」で提示されたテーマ群からひとつ選択する.

ただし2回目レポートで自分が選択したものとは異なるテーマを選ぶこと.

レポートの形式や分量などについては1回目,2回目のレポートと同じです.詳しくは「1回目レポート」をよく読みましょう.

このレポートの締め切りは 1月21日(木)いっぱいまで とします.Wordで作成してファイルを内田までメールしてください.メールアドレスは keitaro@u-labo.org です.